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腎臓の数値を指摘されて制限食の宅配を探していると、ウェルネスダイニングとメディカルフードサービス(MFS)という名前にたどり着く方は多いと思います。どちらも管理栄養士が栄養を計算した食事を届けてくれるサービスで、正直どこが違うのか分かりにくいですよね。
わが家は夫の腎臓の数値がきっかけで、ウェルネスダイニングを10年近く使ってきました。その立場から見ると、この2つは「どちらが上か」ではなく、必要としている制限の重さが違うサービスだと感じています。できるだけ公平に整理しました。
📌 この記事の結論(忙しい方はここだけ!)
・MFS…学会のガイドラインに準拠し、必要カロリー別にコースが分かれる。厳しい制限が必要な方向け
・ウェルネスダイニング…コースが6種類で選びやすく、購入前から予約なしで相談できる。これから始める方向け
・医師から具体的な数値を指示されているなら、まずその指示が先。サービス選びはその後
・どちらも管理栄養士に無料で相談できます。迷ったら電話して聞いてしまうのが早いです
①基本情報を比べてみる
まずは両方の公式サイトに書かれている内容を並べます。
| ウェルネスダイニング | メディカルフードサービス | |
|---|---|---|
| コース | 6種類(たんぱく&塩分調整/糖質&カロリー制限/塩分制限/脂質制限/栄養バランス/厳選栄養バランス) | タンパク制限食/塩分制限食/カロリー制限食/やわらか食/ムース食/バランス健康食 |
| 腎臓に配慮したコース | たんぱく質10g以下・塩分2.0g以下・カリウム500mg以下・300kcal以上 | タンパク制限食がA・B・Cの3段階(A=1日1200kcal向け/B=1日1400〜1600kcal・たんぱく制限25〜40g向け/C=1日1400〜1600kcal向け) |
| 厳しい制限への対応 | コースごとの基準に沿った内容 | 体重1kgあたり0.5gの制限でも対応できるよう設計と明記 |
| 準拠するガイドライン | 管理栄養士が監修 | 日本腎臓学会「慢性腎臓病に対する食事療法2014年版」/日本糖尿病学会「糖尿病治療ガイド2016-2017」に準拠と明記 |
| 管理栄養士への相談 | 常駐23名・無料・購入前でもOK・予約不要(年間相談10,000人) | 栄養相談ホットライン・無料(0120-732-530/月〜金9:30〜18:00) |
| お試し | 初回送料0円・7食セット | お試しセットあり |
※2026年10月時点で各公式サイトに記載の内容です。コース内容・価格・送料は変更されることがあるので、最新の情報は必ず各公式サイトでご確認ください。
A子さんMFSのほうが細かく分かれているんですね。うちの夫はどちらがいいんでしょう…。



そこは「お医者さんからどこまで厳しく言われているか」で変わってきます。数値をはっきり指示されているなら細かく選べるMFS、これから始めるところなら相談しやすいウェルネスダイニング、という分け方が分かりやすいと思います。
②メディカルフードサービスのいいところ
正直に書きますが、制限の厳しさという点では、MFSのほうが踏み込んでいます。比較記事なので、そこはきちんとお伝えしたいと思います。
・学会のガイドラインに準拠していると明記…日本腎臓学会・日本糖尿病学会のガイドラインに沿って設計されていると公式に書かれています
・必要カロリー別にコースが分かれる…タンパク制限食がA・B・Cの3段階。1日1200kcalの方と1400〜1600kcalの方で選び分けられる
・体重1kgあたり0.5gの制限にも対応…かなり厳しい制限を指示されている方でも使える設計
・「厳密な計量調理」と明記されている
腎臓の状態が進んでくると、お医者さんから「体重1kgあたり何g」という形でたんぱく質の指示を受けることがあります。そこまで細かい指示に応えられる設計になっているのは、制限が厳しい段階の方にとって心強いと思います。
また、カロリーの必要量は人によって違います。同じ「たんぱく制限」でも、必要なカロリーが1200kcalの方と1600kcalの方では中身が変わるはず。そこをコースで分けているのは、理にかなった考え方だと感じました。
③ウェルネスダイニングのいいところ
一方で、わが家が10年近く続けてきたのはウェルネスダイニングです。理由は「始めやすさ」と「相談のしやすさ」でした。
・管理栄養士が23名常駐・購入前でも無料で相談できる・予約不要(年間10,000人の相談実績)
・コースが6種類…腎臓・糖尿・高血圧に加えて脂質制限のコースもあり、家族で分けて頼むこともできる
・初回のお試しは送料0円…口に合うか確かめてから決められる
・Webでも電話でも注文できる
わが家の場合、きっかけは病院の管理栄養士さんの紹介でした。数値を指摘されたばかりの頃は、そもそも何を選べばいいのかが分からなかったんです。そのときに「買う前でも相談していいですよ」と言われて、電話で聞けたのが本当にありがたかった。



予約なしで電話していいんですか?忙しそうで気が引けます…。



公式にも「予約不要」「購入したことがなくてもOK」と書かれています。私も最初は遠慮しましたが、検診結果を手元に置いて電話したら、具体的に教えてもらえました。相談するときは数値が分かるものを用意しておくといいですよ。
実際に食べた感想はたんぱく&塩分調整食を使ったレビューに、コースごとの違いは全コース比較と選び方ガイドにまとめています。
④あなたにはどちらが向いている?
「制限の重さ」と「今どの段階にいるか」で分けて考えると、選びやすくなると思います。
メディカルフードサービスが向いている方
・医師から「体重1kgあたり◯g」など具体的な数値で指示されている方
・1日に必要なカロリーがはっきりしていて、それに合わせて選びたい方
・制限が進んできて、より厳密な管理が必要になってきた方
・学会のガイドラインに沿っていることを重視したい方
ウェルネスダイニングが向いている方
・数値を指摘されたばかりで、何から始めればいいか分からない方
・相談しながら決めたい方(購入前でも予約なしで電話できます)
・まず送料をかけずに味を試したい方
・家族それぞれ違う制限があり、コースを分けて頼みたい方
なお、どちらを選ぶにしてもお医者さんの指示が先です。サービスはその指示を実行しやすくするための道具であって、指示の代わりにはなりません。そこだけは外さないようにしたいところです。
⑤よくある質問
Q. どちらが厳しい制限に対応していますか?
A. 公式の記載を見る限り、MFSのほうが踏み込んでいます。「体重1kgあたり0.5gの制限でも対応できるよう設計」と明記されていて、必要カロリー別にコースも分かれています。ただし、ご自身にどの程度の制限が必要かは検査の数値によって変わるので、必ず担当のお医者さんに確認してください。
Q. どちらも管理栄養士に相談できますか?
A. はい、どちらも無料で相談できます。違いは相談しやすさで、ウェルネスダイニングは「購入前でもOK・予約不要」と明記されています。MFSも栄養相談ホットライン(0120-732-530/月〜金9:30〜18:00)が用意されています。迷っているなら、気になるほうに電話して聞いてしまうのが一番早いと思います。
Q. 毎食これにしないといけませんか?
A. その必要はありません。ウェルネスダイニングの管理栄養士さんに聞いたときも「1日1食から取り入れるのが現実的」と言われました。わが家も10年近く、必要な日だけのスポット購入で続けています。冷凍庫の容量と費用を考えても、そのほうが続けやすいと思います。
まとめ|制限の重さと、今いる段階で選べばいい
ウェルネスダイニングとメディカルフードサービスは、どちらも管理栄養士が関わる制限食の宅配です。調べてみると、MFSは学会のガイドラインに準拠して厳しい制限まで対応し、ウェルネスダイニングはコースが選びやすく購入前から相談できるという違いがありました。
制限が進んで細かい数値で指示されているならMFS、これから始めるところで何を選べばいいか分からないならウェルネスダイニング。そんなふうに、今いる段階で選べばいいのだと思います。
他のサービスとの比較は食宅便との比較や宅配食で食事制限を続けるための完全ガイドにもまとめています。あわせて参考にしてみてください。
参考:ウェルネスダイニング公式サイト/メディカルフードサービス公式サイト(2026年10月時点)。コース内容・栄養基準・価格・送料は変更されることがあります。最新の情報は必ず各公式サイトでご確認ください。食事制限の内容は検査数値や病期によって異なります。必ず担当の医師・管理栄養士の指示に従ってください。









