簿記の知識があることは資本社会で生きるうえでとても大切な知識です。
この記事では実際に私がどのような方法で
簿記3級を合格する事が出来たのかを紹介したいと思います。
そういう私はこの年齢になるまで簿記を勉強したことがありませんでした。
簿記を学ぶとニュースでの情報が分かりやすくなったり
家計管理がしやすくなります。
自分の購入したものが簿記の世界では
どこに分類されるのかが視覚的にわかるようになり、
大切なお金を守るうえで是非知っておくとよい学問であると思いました。
日商簿記試験の概要
- 受験資格➡特に制限なし
- 試験日➡統一試験年3回 6月(第2日曜日)11月(第3日曜日)2月(第4日曜日)
- ネット試験 随時(テストセンターが定める日時)
- 申し込み手続き➡ 試験の2か月前から開始。申込期間は商工会議所によって異なるので要確認
- ネット試験 テストセンターの申し込みサイトより随時
- 受講料 ➡2850円
- 試験時間➡60分
- 合格点➡100点満点のうち70点
そもそも簿記ってどんなもの?
簿記は、企業規模や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、
経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
企業の経理事務に必要な会計知識だけではなく、
財務諸表の理解や基礎的な経営管理が身につきます。
また、ビジネスの基本である価格の感覚も身につくので
価格を意識出来ること、また、取引先の経営状況を把握できるので
経理担当者だけではなく、全ての社会人に役立つ資格と言えますね。
50代からでも税理士事務所などの転職に資格が有利になるはずです。
日商簿記3級の出題形式と配点
主な出題形式 | 配点 | 目標点 | |
第1問 | 仕訳15題 | 45点 | 36点 |
第2問 | 帳簿記入・伝票など | 20点 | 14点 |
第3問 | 精算表・財務諸表作成など | 35点 | 25点 |
第2問は難しいです。私は第2問は捨てて、第1問と第3問で70点以上を目指すように頑張りました。
50代で日商簿記3級を勉強するメリットとデメリット
- 脳が活性化される
- 自分に自信が持てる
- 目標に向かって取り組むことで充実感が感じられる
- 生活にメリハリが出る
- 経済ニュースが分かりやすくなる
- 家計の管理が分かりやすくなる
- 企業の財務諸表が理解しやすくなる
- ドラマを見る時間が減る
- 目が疲れる
- プレッシャーがのしかかる
日商簿記3級の勉強方法
簿記系ユーチューバーの、ふくしままさゆきさんのユーチューブを視聴しました。
1つの動画が20分前後で構成されていて
少しずつ学習が進められるようになっています。
とても分かりやすいです。
何度も繰り返し視聴するをことで知識が定着します。
時間が経つと人間の脳は忘れてしまうので
夜視聴➡朝、前日の夜に視聴したところを視聴➡夜、また同じ動画を視聴➡
朝、前日の動画を視聴+新しい動画を視聴
というように繰り返し繰り返し、隙間時間にとにかく見ること。
問題形式の動画もあるのでそこまで視聴できればかなり自信がつきます。
ある程度自信がついてきたと感じたら、問題集を購入して解いてみます。
私が使用した問題集はTAC出版の「まるっと完全予想問題集」。
10回分の問題が3回までが初級レベル、4回からが標準レベルですので
順番にステップアップ出来ます。
全国の商工会議所の検定試験
申込受付日時、申込受付方法は、商工会議所によって異なります。試験日の約2か月前になったら
受験希望地の商工会議所までお問い合わせします。
その他の日商簿記3級勉強方法
その他にはこんな学習方法もあります。
- 「資格★合格クレアール」を利用する
- 「生涯学習のユーキャン」を利用する
- 「資格の大原」を利用する
受講期間 | 金額 | 形態 | |
クレアール | 平均学習時間100~120時間 (一年間受講補償) | 一般 16,000円 (割引期間あり) | 完全通信制 |
ユーキャン | 標準学習3か月 (受講開始から12か月まで指導) | 34,000円 (キャンペーン割引期間あり) | 自宅学習 (動画講義も充実) |
大原 | 申し込みから3か月間 | 29,800円 | 映像通学 |