中学校での学生生活
新しい友達や部活にそろそろ慣れたのも束の間
そろそろ学期を振り返り、懇談会の話が出始めるのでは?
自分の子は学校でどんな様子で過ごしているのか?
小学生時代とは違って宿題なんかもちゃんと出してるのか?
集団の中でどんな様子なんだろう。。。
様々な角度で親としては気になることが盛りだくさん。
内申書が大事なんだって~
挙手するとか、生徒会に積極的に参加することなんかが
内申に影響するって~
うちの子そんなタイプじゃないから
内申とれないな~
うちの子は規律守れるタイプだし
テストの点より頑張りどころがありそう
そんな母親たちの会話を聞いたことがある人はいないだろうか
親として子供にどう助言していいのか
高校受験に向けて内申書を意識7割超
先日の新聞記事を見てなるほど~
という感じの数字が目に飛び込んできました。
全国三千人の高校生を対象に中学時代を振り返っての
調査だそうです。
それによると、内申書を意識しての行動として
など、気になった調査結果をピックアップしてみました。
高校生の7割以上が内申書を意識していたと回答したそうです。
また、一方で、
内申書を高校入試に活用することについての質問には
という回答だそうです。概ね現在の内申の付け方に納得している結果です。
なお、内申書は全国の公立高校の入試で使われていて
都道府県によっては一年から三年が対象になります。
三年のみ対象となる都道府県など、様々だといいます。
多様な価値観と高校受験
以上の調査結果から子供たちの従順な学校生活が見えてきます。
しかし、良い内申点であろうがなかろうがその子の個性は大切にしたいもの。
そんな評価を意識して中学受験から私立を選択する親子も一定数居るようです。
中学の成績だけで人生は変わるのでしょうか。
確かに大枠の方向性は決まると思います。
しかし、いつからだって修正もできるはず。
むしろ小さいころから転んだりつまずいたりして学んでいきます。
子供がどちらの考えを選んだとしても
どちらも正しいのでしょう。
大人の役割は情報を子供に教えてあげること
無理なく個性にあった学校生活を送ってもらいたいです。
高校に進めばまた選択の連続。
概ね、今の日本の公教育では
会社員や公務員に向く人材を育成する向きがあるように思います。
企業の中で規律良くこなせる技術。
しかし今の時代パソコン一つで始めれる仕事だってあります。
好きや得意を仕事に出来れば最高ですよね。
好きや得意を見つけられれば嬉しいです。
多様な価値観があり、多様に生きる道があります。
どれも正しいし
あとは個性にあうかどうか。
大人になってからだって自分の意欲さえあれば
いろんな事に挑戦できるでしょう。
選択肢の幅と高校受験
就職してから職場に合わなかったり、キャリアアップして転職する時代。
やってみないとわからないことだって沢山あります。
選べるってそれだけで幸せ。
世界にはこうとしか成りようのない国だってあるのです。
どっちにしようか悩めることはそれだけ自由を意味するのです。
進路への選択肢もそれと同じ。
多くの学生が中学生活を意識しているように
それはある種、選択肢の幅を広げるための手段。
個性を押し殺してまで従順になるのはいかがでしょう。
かと言って選択肢があるゆとりのある内申書は
高校受験にとっては魅力的です。
ある日の新聞記事の調査結果を目にしたことで
複雑な思いが脳裏をよぎりました。